格安SIMの仕組みを解説① 〜格安SIMって何!?〜
<格安SIM第一弾 〜格安SIMって?〜>
最近大きく増えている格安SIMの契約数。
(出典:http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1606/15/news140.html)
2014年の3月と比べると3倍以上に伸びていますね。皆さんも格安SIMのCMやネット広告を見たことがあると思います。
それだけ増えてきている今、格安SIMを提供する会社では競争が激しくなってきています。そこで、格安SIMについて、その仕組を見ていきましょう。
- どうして安いの?
大手通信キャリア呼ばれるドコモやAU、ソフトバンクといった会社はMNOと呼ばれます。多くの人はここでスマホを買っているでしょう。
格安SIMというのはMVNOと呼ばれ、MNOから電波を買っている会社です。これから説明するのはこのMVNOのことです。
それでは、なぜMNOとMVNOでこんなに値段が違うのでしょうか。それは提供するサービスの差にあります。
MNOはインターネットをつなげるためにアンテナを立てたり、メンテナンスをしたりしなければなりません。また、店頭でスマホを販売したり、壊れたら修理をしたり、わからないことを聞きに来るお客さんの対応をしたりします。また、そのためにたくさんの社員を雇わねばなりません。
一方、MVNOはドコモやAUから電波を買い、それをユーザーに提供するだけなので、非常に安い値段で使うことができます。
しかも、使う電波はドコモやAUのものなので、通信品質はMNOと変わりませんし、ドコモやAUのスマホをそのまま使うことができます。
- どんなサイズがあるの?
スマホでLTEや3Gを使うには、SIMカードという認証カードを挿入する必要があります。SMIカードのサイズはスマホによって異なるのですが、どのMVNOのサービスも全てのサイズを使うことができます。iPhoneやGalaxyなどはMicro SIM、ポケットWiFiルーターなどはNano SIMが多いです。申し込み前にサイズを確認しておきましょう。
MVNOで使う回線は大体ドコモなので、ドコモのスマホならそのまま使えます。ドコモのスマホなら、MVNOのSIMを読んで通信することができます。
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電話やSMSは使えるの?
多くのMVNOには、インターネットだけ使えるデータ専用プラン、インターネットとSMSが使えるSMSセットプラン、インターネット、SMS、通話が全てできる通話プランがあります。090、080、070で始まる電話番号を使うことができます。
ただし、MNOキャリアの独自のメールアドレス(@docomo.ne.jp、@i.softbank.jpなど)は使えなくなりますのでご注意ください。
- オススメの使い方
MNOキャリアのメールが使えなくなることを懸念してMVNOに乗り換えるのをためらう人も多いと思います。そこで私がオススメしたい使い方を紹介します。
それは、二台持ち!
メールを使いたいMNOを最小限に抑えるため、電話とメールだけのプランにします。そして、インターネットはMVNOにするという方法です。そうすると月々の支払額は、MNOに1200円、MVNOは800~1500円ほどになり、相当安くなりますよ。
オススメのMVNO会社の比較は、今後更新していきますので、お楽しみに!ちなみに、私の一番のオススメは楽天モバイルです。
銀座や渋谷にも店舗があります。
ハピタスから申し込むと1500円くらいもらえるのでお得です。